近くて遠い未来の子供たちへ3


時計を見たら夜中の2時を回っていた

僕は久しぶりに湧いたワクワクとドキドキの
感情を胸に抱き眠りについた。



?『・・・ま
~ょま
りょ~ま』

りょ『・・う~ん』

僕は目を開けた

アサ『おっ!
起きたね』

りょ『えっ・・・』


目の前には地球があった

りょ『ちち地球がある!?』


アサ『すごいだろ( ̄^ ̄)』

りょ『ここはどこ?!
どうなってんの(; ゚ ロ゚)』

アサ『最高の地球観察スポット
月だよ(^-^)』

りょ『つ・・つき
夢なのは分かってるけどなんで
こんなにリアルなんだ
砂の感触もちゃんとある』

アサ『肉体は地球で寝てるけど
意識は今、月にいるんだよ
月って言っても
地球から見る物質的な月ではなくて
月の意識側なんだけどね』

りょ『ほぇ~(;゚д゚)』

アサ『地球ってすごく綺麗だろ?
天の川銀河には数百億の惑星があるんだよ
でも地球のように3次元と呼ばれる次元に
存在して
あんなにも綺麗な
惑星はごくわずかしかないんだ』

僕は謎の声の説明を聞きながらも
地球の美しさにただただ
見とれていた

それは地球から見る太陽より

地球から見る満月より

天体望遠鏡で見る土星より

はるかにはるかに
美しく堂々と輝いていた


りょ『こんなに綺麗だったんだ
地球に住んでるのに・・
全く気付かなかった・・・』

僕は
なぜか
涙がとまらなかった

悲しいからか悔しいからか
感動したからか
よく分からない感情だった
でもはっきりと
分かったことが一つだけある

地球は・・・




地球は確かに生きていた



少しの時間が流れ
謎の声は僕に尋ねた


アサ『地球が生きてるの
分かっただろ?(^-^)』

りょ『うん
今は本当にそう思う』

アサ『(^-^*)』



りょ『あとさ
すごく遅れたんだけど
君は名前はあるの?』


アサ『ASAだよ(^-^)』

りょ『アサ・・・
私たちって言うけど
1人だよね?』

アサ『私たちは私たちなんだ
個という考えがないと
言えばいいのかな~』

りょ『う~ん
ややこしいな(^_^;
アサは家族とか仲間はいるの?』

アサ『仲間も友達もみんな私たちの
愛する家族だよ(^-^)』


りょ『じゃあ
苦手な仲間とかいないの(・_・?)』

アサ『もちろんいるよ笑
でもねお互いに
分かり合えないことが分かってるから
争いもないんだよ
それが分かり合えてるからお互いに
面白くなっちゃうんだ(^-^)
変に仲良くしなきゃとか
避けたりしてたら余計に
苦しくなるだろ?』

りょ『僕はそれやっちゃうな(^_^;』


アサ『いいんだよそれで
そういう考え方もあるって
位に思っとけば』


僕はふと我に返った

これって
どうやって地球に帰るんだ(((・・;)


      To be continued?
        

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